ゼロからはじめる母乳育児
ホーム    リンク    サイトマップ

生後すぐ〜1ヶ月までの母乳育児

赤ちゃんにとってもママにとっても、初めての母乳育児。この時期はお互いに不慣れなことから、母乳育児にも幾度となく大きな壁が立ちはだかることでしょう。しかし、母乳育児を軌道にのせるためにもここが最初のふんばりどころ。ママと赤ちゃんが力を合わせて、お互いのペースでしっかり乗り切ってください

生後1ヶ月までの赤ちゃん

赤ちゃんは生まれてから3〜4日間は十分に母乳を飲むことができないうえ、体から出て行くもの(おしっこやうんちなど)が多いため一時的に体重が落ちることもあります。これは「生理的体重減少」といって、どの赤ちゃんにも起こること。授乳量が増えるにしたがって体重も増え始め、1〜2週間すると元通りになるので心配いりません。

また、生後1ヶ月までは一生を通じて1日あたりの体重増加が最も著しいとき。おっぱいを飲んで、寝て、排泄して・・・という生活を繰り返しながら赤ちゃんは成長していきます。なお、この時期の赤ちゃんはママの優しいまなざしや語りかけ、そして抱かれる心地よい感触が大好き。

この時期の母乳育児

産後5日ごろまでに出る黄色い母乳を「初乳」といい、これにはたんぱく質やミネラルが多く含まれています。また、病気への免疫抗体なども豊富に含まれているので、赤ちゃんを感染症から守ってくれます。体の働きが未熟で、なおかつ菌に侵されやすい新生児期にこのような母乳が出るのも“神秘”といえるでしょう。よって、産後数日間はこの「初乳」という自然の贈り物を赤ちゃんに与えるためにも、何がなんでも母乳だけで頑張りたいものです。

ところが、ここでまず第1の壁にぶち当たります。母乳は溢れるどころかにじむ程度・・・「これしか出ないの?」と驚くママも多いでしょう。さらに追い討ちをかけるように赤ちゃんの飲み方も弱く、決して上手とはいえません。しかし、この期間はそれが自然であって、医学的にみても何ら問題ない・・・いわゆる正常な状態なのです。

赤ちゃんは1日何回となく母乳を飲むことで哺乳能力を身につけ、たくさん飲めるようになってきます。また、ママも赤ちゃんに母乳を吸われることで乳汁分泌ホルモンが活発となり、母乳の量が増えてくるのです。

これって大丈夫?

この時期は授乳回数やその時間、母乳が出ない、赤ちゃんが上手に飲めない・・・などの心配事が多くみられます。また、赤ちゃんが哺乳瓶に慣れてしまって、母乳を飲めない・・・といった悩みも多いとか。

生後1ヶ月間は母乳の飲み方を学習している時期なので、哺乳瓶を与えると赤ちゃんは混乱してしまい、乳首を吸うのが簡単な哺乳瓶に慣れてしまうのです。このような状態を避けるためにも安易にミルクを足したりせず、赤ちゃんが欲しがるたびに授乳するよう心がけましょう。

▲ Page top

母乳育児の基盤となる時期

生後1ヶ月間は、母乳育児を確立するまでの時期とされています。頻繁に授乳することで母乳の分泌が増え、また赤ちゃんもその飲み方を覚えていくのです。赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ与えていると、母乳も赤ちゃんの要求に応じて出るようになります。要するに、「需要」と「供給」のバランスができてくる時期といえるでしょう。

逆に考えると、母乳育児が確立するまでの1ヶ月間は授乳回数もそれに要する時間も不規則です。母乳の出もさほど多くないため赤ちゃんはしょっちゅう欲しがっては泣き、またまとまって眠れない日々を過ごします。これによって、「母乳が足りてないのでは」「私に母乳育児が出来るのかしら」と不安になってしまうママも少なくありません。

でも、大丈夫! 母乳育児に確信を持って、根気よく続けてみてください。この時期を思い出し、「あんなこともあった」と笑って話せる日がくるはずです。

▲ Page top


このページをブックマークする
Yahoo!ブックマーク  Google Bookmarks  はてなブックマーク  niftyクリップ  livedoorクリップ  del.icio.us