授乳と仕事復帰

授乳期に仕事復帰となれば、母乳育児を諦めなければならない・・・と思うママも多いでしょう。
しかし、仕事に復帰したとしても母乳育児は続けられます。
ここでは授乳と仕事復帰について紹介するので、これから復帰しようと考えているママはぜひ参考にしてください。

仕事復帰したら母乳育児はムリ?

まず・・・仕事に復帰するからといって、母乳育児を諦めることはありません。
預け先ではミルクになっても、月齢に合わせて工夫すれば母乳育児を続けられます。
赤ちゃんが生後6ヶ月未満のうちは預ける前後にたっぷり母乳を飲ませ、預け先ではミルクを足してもらいます。
その間、ママはできることなら3時間ごとに搾乳してください。
また、1歳を過ぎたら離乳食が始まっているので、冷凍母乳にする必要もないでしょう。

かといって、昼休みの5分だけでも搾乳するようにすると、母乳の分泌が止まらずいい母乳育児を続けることができますよ。
帰宅後は母子の時間を大切にするためにも、たっぷりゆっくりと授乳させてください。
あとは夜中の3時間授乳さえ忘れなければ、なんら問題のなく母乳育児を続けることができるでしょう。

預け先選びのポイント

授乳期の預け先として、一番の理想はやはり「働いていても一定の間隔で母乳をあげられること」です。
自宅が仕事場あるいは職場に保育施設がある・・・という場合には休憩時間を利用して直接授乳することも可能ですが、そういった環境で仕事を再開できるママはごく少数。
大半のママは、保育園に預けながら仕事復帰することとなるでしょう。
その際、保育園に母乳育児の理解があるかどうかを確認しなければなりません。

冷凍母乳に対応しているのか、また哺乳瓶ではなくスプーンやコップで与えてもらえるのか・・・などを相談してみてください。
また、お迎えにいったらすぐ授乳できるよう、直前のミルクを控えてもらう(または量を調整してもらう)などの要望も出してみましょう。

このように、「母乳で育てたい」というママの意思を伝えるのは大切なことなのです。
かといって、完全母乳にこだわりすぎるとママも疲れてしまいます。
帰ってきてから翌朝まで、2~3時間間隔の授乳を心がけると母乳育児は続けられますよ!
母乳育児で大切なのは、「母乳で育てたい」というママの気持ちです。

冷凍母乳って大丈夫?

搾乳した際、母乳は手や空気に触れているので雑菌に感染している可能性があります。
しかし、母乳にはもともと雑菌から赤ちゃんを守る成分があるので、大きな影響はないといえるでしょう。

市販の母乳パック(冷凍母乳専用タイプのもの)を利用すると便利ですよ!
解凍の際には熱湯や電子レンジを避け、自然解凍したものを湯煎で与えるようにしてください。
高温で解凍すると、母乳に含まれている免疫物質やビタミンが壊れてしまいます。
解凍後はすぐ飲ませるようにして、飲み残しを再度与えることがないようにしましょう。

日中のおっぱいケア

仕事に復帰して1週間くらいは、おっぱいが張るのでつらいと思います。
乳腺炎などを防ぐためにも、預けている間は最低3時間ごとに搾乳しましょう。
おっぱいの状態には個人差があるものの、慣れてくると昼間はそれほど母乳が出てこなくなります。
そうなれば、おっぱいが張ってつらい・・・という時だけ搾乳するようにしてください。
搾乳用のタオルを持ち歩いたり、可能であれば勤務先でおっぱいを冷やしたりするといいですよ。

理解のある勤務先であれば、冷凍母乳用に搾乳してもかまいません。
この際、搾乳器は使わず手で絞ることが大切です。
また、長時間かけてたくさん絞ろうとすると、おっぱいの組織に無理がかかってしまいます。
短時間で、なおかつ絞れる程度にしておきましょう。