ゼロからはじめる母乳育児
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母乳不足

飲んだ量が確認できないために「足りてない」と思い込み、ついミルクを足してしまった・・・こんな経験をしているママは多いはず。しかし、ちょっと待ってください。それは本当に「母乳不足」ですか? ミルクを足す前に、まずはここを見てみましょう!

母乳は足りている?

赤ちゃんがどれくらい母乳を飲んでいるか・・・これにはさまざまな状況からの判断が必要です。まず、赤ちゃんが飲む量は毎回違います。ある研究調査によれば、1回に200g以上飲むこともあれば5gしか飲まないこともあるとか。特に、新生児期はママも赤ちゃんも授乳に不慣れなためこのようなムラが目立つようです。ただし、毎回の量は違っても1日に飲む総量はほぼ一定だということを覚えておいてください。

今回飲む量が少なかったからといって安易にミルクを足すと、次回の母乳を十分に飲まなくなりその不安からまたミルクを足す・・・といった悪循環に陥ってしまいます。1回1回の飲む量には、あまり神経質にならないほうがいいかも知れません。

なお、目安としてわかりやすいのは「おしっこの量」です。おしっこの量=母乳を飲んだ量ではありませんが、かなり近いものはあります。1日6回以上おむつがしっかり濡れていれば、赤ちゃんは十分に飲んでいると考えていいでしょう。

また、赤ちゃんの様子も大事なチェックポイントです。機嫌や皮膚の色はいいか、泣き声は元気か、母乳を1日8回以上飲むか、その際コクコクと喉を鳴らしているか・・・などあらゆる面からチェックしてみてください。

体重が増えない・・・

出生後しばらくは“生理的体重減少”が起こり、これによって出生時の約10%もの体重が減ります。しかし、これはどんな赤ちゃんにでも見られるので心配いりません。赤ちゃんが元気で、なおかつ普通に生活していれば1〜2週間で戻ります。それ以上にママが気にするのは、1ヶ月検診で体重不足を指摘されたとき。日本では赤ちゃんの体重が1日あたり30g、1ヶ月あたり1kg以上増えていないと「増えが悪い(よくない)」と判断されます。

しかし、WHOによると完全母乳の赤ちゃんにおける体重増加は500g以上/月が目安です。母子健康手帳にのっている発育曲線はミルクや母乳、混合とそれぞれ違う栄養で育てられた赤ちゃんの数値をすべて合わせた平均値に過ぎません。つまり、さほど神経質になる必要はないのです。

大切なのは、スリムであってもその子なりのペースでしっかり成長しているかどうか。最初は小さくても1歳近くになって急に大きくなる子もいれば、その逆のパターンもあります。成長には個人差がある・・・ということを忘れずに。ただし、しっかり回数を飲んでいるはずなのに体重増加が生後3ヶ月で1週間に125g以下(または1ヶ月に500g以下)だったり、眠ってばかりで元気がない・・・という場合には早めに病院を受診しましょう。

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“母乳不足”と“母乳不足感”

母乳育児中は、つねに「母乳が足りてないのでは」という不安に襲われます。その理由は「胸が張らない」「おっぱいが小さい」「(赤ちゃんの)体重が増えない」「飲んだ量がわからない」とさまざまです。しかし、たいていの人がなんら問題のない乳房。そうとは知らず周囲の「足りないのでは?」という言葉に不安となり、ついミルクを足してしまう・・・そして、これを繰り返しているうちに母乳の分泌が悪くなり、本当の“母乳不足”となってしまうのです。あなたが今抱えている悩みは“母乳不足感”であって、本来の “母乳不足”ではありません。その違いに気付いて、1日も早く母乳育児を楽しんでくださいね♪

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