ゼロからはじめる母乳育児
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乳房・乳頭のトラブル

母乳育児には、乳房や乳頭のトラブルがつきものです。その中でも、よく起こりうるトラブルをいくつか紹介しましょう。

おっぱいはなぜ詰まる?

乳腺で作られた母乳は乳管〜乳頭の排乳口へと運ばれますが、この乳管は絹糸くらいの細さしかありません。そのため濃いドロッとした母乳は流れにくく、そのような状態が続くと乳管にヘドロ状のものが付着あるいは溜まってしまい、より狭くなってしまいます。そこへおっぱいのかたまりなどが流れてくると、いとも簡単に詰まってしまうのです。出口のなくなった乳汁は乳房内に溜まり、詰まりやシコリなどのトラブルを引き起こします。

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乳房のトラブル

ここでは、授乳期に起こりがちな乳房のトラブルを見ていきましょう。それぞれの症状や対処法などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

うつ乳

おっぱいが詰まって、しこる感じがします。赤ちゃんが欲しがっていて、なおかつ痛くなければ長時間吸わせてみてもいいでしょう。乳房の固くなっているところに赤ちゃんのあごがくるよう抱いて授乳すると、うつ乳が抜けやすいとされています。うつ乳だな・・・と思ったら、抱き方を工夫してみてください。また、しこりを軽くおさえながら授乳するのも効果的です。

乳房うっ積

産後3〜4日ごろ乳房が極度に充血したり、うっ血によって乳房が張ってきたりするとこのような状態になります。母乳が分泌するようになれば症状も緩和しますが、万が一ひどくなってしまったら血流を抑えるためにも乳房全体を冷やしてください。また、うつ乳と間違えて無理やり絞ったりしないこと。乳首のトラブルを起こしたり、おっぱいの張り返しを起こしたりと悪い結果になりかねません。

乳腺炎

うつ乳を起こしていて、そこに乳口から細菌が感染し「乳腺炎」を引き起こします。炎症部分が赤くはれ上がり、痛みを伴うのが特徴です。また、発熱することもあるでしょう。乳腺炎の治療としては、まず乳房と全身の安静を保つこと。通りをよくするために授乳や搾乳をする方法もありますが、いずれにしてもほどほど(おっぱいが楽になるくらい)にしてください。授乳によって痛みを感じないようであれば、通常どおりでかまいません。

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乳頭のトラブル

ここでは、授乳期に起こりがちな乳頭のトラブルを見ていきましょう。それぞれの症状や対処法などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

擦過傷

赤ちゃんが母乳を飲むとき上あごや舌で擦ったり、陰圧が強かったりするために生じることが多いようです。また、母乳の絞り方がよくないために乳輪やその外側部分にも出来ることがあります。傷を作らないためには、母乳の絞り方を工夫しましょう。

乳頸亀裂

乳首のしわ部分に亀裂が生じること。授乳時に偏った姿勢で飲ませていると、乳首のある部分ばかりに抵抗が加わってしまうため生じるとされています。乳首が痛んだらその部分に赤ちゃんの口端がくるよう、飲ませ方を工夫しましょう。また、その際は抱き方そのものを変えるといいかも知れません。乳頭保護器を使うと、乳首をカバーしてくれるので痛みも和らぎます。

水疱

乳首の表面にできた水疱は、あまり問題になりません。しかし、その多くは乳口部に生じるため、乳管を圧迫してうつ乳の原因になります。乳房に圧を加えること(授乳や搾乳など)で自然に破れることもありますが、破れないときは医師に相談してください。

乳口炎

水疱の破れたあとに、乳口を取り囲むようにして生じる白黄色の炎症です。その部分を中心に薬をつけ、ラップを貼っておきます。乳腺炎の原因にもなるので、早めに治療しましょう。

乳管炎

乳口炎から広がることもあれば、乳管に直接炎症をきたすこともあります。乳管をつまむと、乳房の深い部分まで響くような痛さが走るでしょう。治療としては、抗生物質の内服がメインとなります。乳口炎と同様、乳腺炎の原因になり得るので早期治療が必要です。

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